ホワイトソースとは
西洋料理に広く一般的に使われるソースなのは皆さんもご存知ではないでしょうか?
ホワイトソースとは別名ベシャメルソースとも呼ばれることもあり、どちらも同じソースを指します。
材料はとてもシンプルで、
バター、小麦粉、牛乳、塩
のみで出来てしまいます。
そこにお好みでこしょうやナツメグなどの香辛料、マスタードなどの調味料を加えることで料理の幅がぐんと広がることでしょう。
もともとは19世紀初頭にフランスで発展したとされていますが、イタリアでも皆さんもおそらく好きであろうラザニアには欠かせないソースとなっております。
ここで少し話がそれますが、
ラザニアはイタリア語では正しくはラザーニャと発音します。
また、そのラザーニャはホワイトソースを用いないものも数多く存在します。
ご参考までに
今回はその、料理を作るうえでとても重要なホワイトソースの作り方をお教えしますので、是非習得していただけましたら幸いです。
ホワイトソースの作り方の違いについて
ホワイトソースの作り方だけを知りたい方は後半に動画がありますので、そちらをご参考下さい↓
動画内の概要欄にレシピもございます!
ある日
イタリアでの修業中、私は同僚に聞かれた。
「おい、ホワイトソース作れるか?」
もちろんだ。と答えた。
それほどホワイトソースは料理の基本であるし、そこまで難しい工程もない。
さっそく材料を軽量し、とりかかることにした。
まずは、バターを鍋に入れて、焦げないように溶かす。
そして、小麦粉を入れて加熱し、だまにならないように牛乳を入れていく。
簡単だ。
すると、先程の同僚が
「おい、なんて作り方してんだ!ホワイトソースの作り方も知らないのか?」
その時考えた。
いや、これであっている。
今まで何度もこのように作ってきて失敗したことなどない。
疑ったこともなかったのだ。
ホワイトソースの作り方はこれだと決めつけていた。
しかし
そこまで言われたのなら、もし他に作り方があるのなら知ってみたいと思った。
そこで私は尋ねた。
「もし可能であれば、次回は作ってもらっても良い?ここでのやり方をみてみたい」
後日
その同僚は作り方を教えてくれたのだ。
そのやり方は衝撃的だった。
そんな貴重なイタリアでの作り方を皆様に伝えたい。
ご承知のとおり、そんなに簡単に得られた知識ではないのだが、
今回はこの作り方を皆様とシェアし、日々の料理作りの一助になれば料理人として、時に料理の先生をしている私にとって、それほど嬉しいことはない。
なぜこんなにもお伝えしたいかと申すと、
イタリア式は時短なのだ!!
現代の限られた時間の中でいかに時短という言葉が重要かは皆様も重々承知のことと思う。
ましてや料理となるとほぼ毎日作っているというかたも多いはずだ。
そんな料理の時間が少しでも減れば、どんなに気持ちが軽くなるだろう。
以下の動画を参考に、皆様は一般的な作り方、そしてイタリア式の作り方をどちらも知ったうえで、貴方にあった作り方を選び実際に試していただきたい。
この動画はブログを読んでいただいている方限定なので、捉え方によってはたいへん貴重な動画である。
そして皆様の料理のバリエーションが少しでも増えたら、その旨をなんらかの形でお伝えいただければ励みになります!
何卒宜しくお願い致します。