パレルモにせっかく行ったのなら食べておきたいストリートフード 8選

パレルモ観光案内

パレルモの街を歩いていると、どこからか漂う炭火の良い香りや、うるさいくらいの活気のある声、みたことあるようなないような何やらよく分からない食材などがいつもワクワクさせてくれます。

そしてパレルモの魅力の一つである食の中でも、大多数の観光客が目当てにするものの一つとして

ストリートフードが存在します!

今回はそんなパレルモのストリートフードをご紹介させていただきます!!

パーネカメウサ

イタリアについて詳しい方でも、パー二カメウサはご存じないという方もいらっしゃるかと思います。

パー二カメウサはシチリアの方言なので分からなくても仕方ないです。

パー二カメウサはパーネコンラミルツァとも言いますが、

パニーニの一種で、パレルモ人に愛される脾臓バーガーのことです。

この脾臓バーガー、初めて食べた時はもう二度と食べないと心に決めました

しかし、友人が好きでやむを得ず二度目を食べることに。

そうすると不思議と一度目よりも食べられるようになったのです。

でも、もう三度目はないなと。

そういう感情でした。

ある晩、もう遅い時間にお腹が鳴りました。

その日のお昼に食べ過ぎてもう今日は何も食べないと思っていたところ、お腹が空いてしまいました。

なにかあったかなとホテルをうろうろしていると、何も見つかりません。

日本みたいにコンビニがあるわけではないし、さすがにレストランもやってない。

どうしようかと考えていた時に、

そうだ、ミルツァの屋台が近くにあるわ

と思い出しました。

※パー二カメウサのことを多く日本人の方はミルツァと呼びます

外に出る支度して、夜のパレルモの街に。

屋台に着き、

「一つください」と伝えます。

店主のガタイの良いオヤジさんが脾臓をラードでゆっくりと丁寧に温めてくれます。

それがまた画になるんですよね。

2分くらい待つと、出来上がります。

だいたい1つ3€前後でしょうか。

うわぁ、益々腹が減ってきた。

すぐにでもかぶりつきたいところを少し我慢して足早にホテルに戻ります。

ホテルに着いても当然まだ温かい。

「やっと、食べれる。」

周りの紙の包装を解き、

まずガブっと一口。

うぉぉ!

これは!

まずっ!

二口目。

やはりまずい。

そして三口目ということはありませんでした。

では、なぜそんなものを紹介するのか!

そう、ミルツァは

購入場所を選びます

美味しいミルツァに出会うまで、この日から数か月かかりました。

というかそれまで敬遠していました。

ミルツァという文字から極力距離を置いていたのです。

見て見ぬふりだってしました。

その間、誰にもおすすめもしませんでした。

でもなぜかそんなミルツァを諦められず、

気づいたら追ってしまうんです。

あれだけパレルモの人々に愛されているんだからと。

きっと美味しいと思えるはずだ。

しかしあの味と独特の風味を思い出しては、手が出せない日が続きました。

もう忘れかけていたミルツァ。

そんなある時に出会ってしまいます。

「これだったのか!」と。

現地の友人や知人の積極的なお誘いもあり、
結局美味しいミルツァ食べれる場所をパレルモの街で見つけることが出来ました。

今回はその店舗をご紹介させていただきます!


美味しいミルツァが食べれる場所

今回は2か所ご紹介です!

①Antinca Focacceria San Francesco

(アンティーカ フォカッチェリア サン フランチェスコ)

某有名ガイドブックにも掲載されているほどの有名店です。

最初、現地に長年住む方からあそこは美味しくなくなった
と聞いていて長らく行くことはなかったのですが、

ある日小腹が空いたので友人のお誘いを受け寄ることに。

入る前は全く期待しておらず。

恐る恐る

ひとつ注文しました。

こちらのミルツァは希望者にはリコッタフレスカが付きます。

リコッタフレスカとはフレッシュチーズですが(厳密にはチーズではないです)、

もし必要のない方は無しでと伝えればいいでしょう。

~なしをイタリア語ではsenzaと言います。

それはレジで注文してから、ミルツァを作っている場所に取りに行くのですが、

レジで伝えても、ミルツァを作るオヤジさんに直接伝えても良いです。

センツァ リコッタフレスカ ペルファヴォーレ

(リコッタフレスカなしを、お願いします)

と言えば伝わります。

個人的にはリコッタフレスカがある方が美味しいと感じます。

ここは他のお店に比べて割高なのは否めません。

ただし、

たっぷりのリコッタフレスカがあればそんなこと気になりません。

ちゃんと美味しいですし。

お好みでレモン🍋もたっぷり絞って下さいね。

観光客で賑わう場所なのと、現地の方からのアドバイスで私も最初は敬遠していたのですが、食べて評価は覆りました。

やはり自分で食べて経験してみないと分からない。

是非訪れてみて下さい!


②Pani câ Mensa – Porta Carbone

(パーニカメウサーポルタカルボーネ)

2店舗目はここです。

以前と変わらず多くの地元客でにぎわっております!

コロナ期間後に店舗を改装し新しくなりました。

ここのミルツァの方が、アンティーカ フォカッチェリア サン フランチェスコに比べてやみつきになる味わいです。

クセが強いです。

なのでパレルモの現地の方はこちらの方が好きだろうなという味です。

とはいえ決して臭みなどはなく、それどころかなぜか食べ進めるとあっさりと感じることも。

夢中で食べきってしまう魔力があります。

私はいつもリコッタを追加。

それまではいつも絞っていたレモンは、

ある日現地のマダムに突然手を握られ「リコッタにレモン?何やっているの?」
と言われて以来絞っていません。

ただし「好きならいいのよ」

とも言われましたので、皆様はお好みで絞って下さい!

ミルツァは一時期ハマってしまい週2~3くらいで食べておりましたが、その日の気分によって食べる場所を変えておりました。

その中でも紹介させていただいた2か所が特におすすめです。

他にも美味しく食べれる場所はもちろんあるのでしょうが、初めて試されるのであればどちらかで間違いないです。


いかがでしたか?

パレルモにご旅行予定で、もしくは滞在中の方も、内臓がお好きな方は是非お試しください!

ただし、クセのある味わいなので苦手な方も多いかと思います。

アンティーカフォカッチェリアサンフランチェスコでしたらミルツァ以外にもメニューが豊富ですので、他の郷土料理も注文しミルツァを数人でシェアするのもいいので、是非挑戦してみてくしてみてください。

もしお口に合ったらその時はもうパレルモ好きになっています!

パネッレとカツィッリ

パレルモにはストリートフードが多数あるといことは前回ご紹介させていただきました。

その中でも最もポピュラーなのでが、パネッレカツィッリです。

まず、Panelle:パネッレですがこちらはひよこ豆のフリットです。

パネッレは前菜の盛り合わせでも組み込まれるくらいに現地の方にも人気があります。

ひよこ豆のフリットといっても、もちろんひよこ豆をそのまま揚げたものではないことはご覧いただければ分かるかと思います。

レシピですが、

ご参考までに私が作る場合のレシピを紹介させていただきます。

  • ひよこ豆の粉 400g 
  • 水 1600g
  • 塩 9g

パネッレのレシピでよく見るのは、ひよこ豆の粉の2倍の水で練ると書かれていることが多いです。

上記の場合でしたら、800gの水ということになりますね。

レシピをご覧いただければ分かるように、

私はひよこ豆の粉に対して4倍の水を加えて練り上げます。

これは練り上げていく段階で粉に火にかけて水分を飛ばすため、ひよこ豆の粉の2倍の水分では最終的に硬く仕上がってしまい、独特のあの食感に仕上がりづらいです。

食感は表現しづらいのですが、

サクッとしていて、しなしなともしているし、時にフワフワしている感じです。

木べらで常時かき混ぜ続けて水分を飛ばして十分に火が入ったら塩を加えて、

刻んだイタリアンパセリを加えて更に混ぜ合わせて型に移します。

どれくらい水分を飛ばすかですが、木べらで持ち上げてダラーっと流れるくらいです。

ボテボテよりかはサラサラの方がいいです。

サラサラの方が良いのは、休ませている間に水分が抜けていくためです。

ただしあんまりサラサラですと、うまく揚げられませんので根気よく練り上げていきましょう。

時間にして上記のレシピでしたら最低でも15分は必要かと思います。

練り上げている間や容器に移す際には火傷には十分にご注意ください

皮膚に付くと粘着性がありたいへん熱く火傷します

型は耐熱のものをご用意ください。

常温で粗熱を取りましょう。

その際にラップで表面をピタっとラップをして、乾かないようにしてください。

表面が固まってからサラダ油を表面に塗っておくのも良いかと思います。

冷蔵庫に入れて一晩休ませましょう。

一晩休ませた後に水分が出ていたら取り除きます。

この水分が早く傷む原因になりますのでしっかりとペーパーで拭きとります。

ただし、拭き取った後も水分は出続けるのでそこまで神経質になる必要はございません。

好きな形に切り分けましょう。

何れかの写真を参考にいただければよろしいかと思います。

そして170℃前後で揚げていきます。

薄ければ1分ほどで揚がってしまいます。

2度揚げはせずに1回で揚げましょう。

あまり揚げ過ぎても美味しくありません。

若干油を吸ってしまっているくらいが現地っぽいです。

なので高温で揚げるよりかは低温で揚げることをおすすめいたします。

塩を振り、熱々を召し上がってください!

最高に美味しいですよ。


Cazzilli:カツィッリに関しましては、

簡単に申し上げるとパレルモのコロッケですが、

水分多めにジャガイモのみでコロッケを作るイメージです。

またイタリア語ではクロケッタなどとも呼ばれます。

そこに刻んだミント(イタリアンパセリでも可)を加えて揚げるといったシンプルなものです。

パネッレもカツィッリもどちらもそのまま食べるのが一般的ですが、

現地ではお昼などにはパンに挟んで食べます。

これがなんとも美味しいのです。

炭水化物on炭水化物!ですが、今でも時々食べたくなる美味しさです。

ミルツァにハマる前はこちらの方がよく食べておりました。

パレルモの夏はとても暑いので、とはいっても日本よりも湿気は少ないので過ごしやすいのですが、

このパネッレとカツィッリとビール🍺を昼食にすることもしばしばありました。

ビールも合わせて5€くらいです。

昼食は軽くこれくらいで済ませて、夜に備えるのもアリですね!

もちろん美味しいからといって食べ過ぎは胃もたれするので注意が必要ですよ。

マンジャエベーヴィ

パレルモの数あるストリートフードの中で結局一番美味しいのはマンジャエベーヴィ!?

個人的にはそのように思います。

ビールとの相性は最高だし日本人の口に合う🤤

マンジャエベーヴィはイタリア語で書くと

Mangia e Bevi と綴ります。

食べて、飲んでという意味です。

その名の通り、マンジャエベーヴィを食べたら何か飲みたくなります。

暑いパレルモの太陽の下、

飲むのはビール一択ですよ。

なんなら氷入りです。

マンジャエベーヴィは豚の脂の焼けた匂いと少し焦げたねぎの香ばしさだけで飲めます。

うなぎを焼いてる換気扇の先でご飯が食べれそうなのと一緒で、

マンジャエベーヴィを焼いてるおっちゃんの横でビールをひたすら飲めます。

ちなみにそのおっちゃんは大概ビールを飲みながら肉を焼いてます。

作り方は

長ネギの青い部分を豚バラ肉で巻いて炭火で焼きます。

塩と胡椒できつめに味をつけたらそれで完成です。

お好みでレモンをキューっと搾ります。

厳密に言うと長ネギの青い部分ではないのですが、そのようにお考えいただいて問題ないかと思います。

厳密には違うみたい、とだけ覚えておいてください。

料理人のへんなこだわりがそのように言わせてるだけで、実際には長ネギの青い部分で良いです。

マンジャエベーヴィはお肉屋さんやスーパーでも売られているので、ご自宅や友人とのパーティーでも頻繁に登場するお惣菜です。

日本的で言うところの焼き鳥のような位置づけでしょうか。

焼き鳥ほど種類はないので、ネギマの塩という感じです。

ネギマもとても好きですが、個人的にはマンジャエベーヴィに軍配が上がります。

なぜか。

それは焼き鳥のネギマはお店で焼いてもらうのが美味しいですが、

マンジャエベーヴィは家でフライパンで焼いて美味しいからです。

美味しさに手軽さが加わり、マンジャエベーヴィの方がそういう意味では優秀でしょう。

その反面、焼き鳥はお店で焼いてもらうのが良いですよね!ということになります。

焼き鳥屋の職人の方に感謝ですね。

こういったことから数年後、もっといえば数か月後に

日本でもマンジャエベーヴィがちょっとしたムーブメントになっていてもおかしくないすし、なっているはずです。

そして食卓に根付くでしょう!

とりあえずビール!の文化が根付く日本には願ってもないお惣菜です。

このブログをご覧になられた飲食業界の方々でもしご興味があれば是非チャレンジしてみて下さい。

手軽にマンジャエベーヴィを食べれるお店が身近に出来たらと考えるだけでワクワクします!

そして一人でも多くの方がシチリアに興味を持ち、ご旅行等で訪れていただけましたらこの上なく嬉しいです。

いかがでしたか?ご家庭やBBQで試してみて下さい!

アスパラベーコンみたいな感じで、長ネギを豚バラで巻くだけです!

そりゃ美味しいですよね!

スティッギオーラ

私の中で、パレルモに行ったら食べたいソウルフードの中でマンジャエベーヴィと双璧をなすこのスティッギオーラですが、

もし現地に訪れて屋台で見かけたら食べてみて下さい!

羊もしくは牛の腸をネギに巻き付けたり、そのまま鉄串に巻き付けて炭火で焼いたものです。

とにかく美味しいのですが、

たまに当たります!

海外で当たるのは怖いし、それなら食べたくない。

そのような方のために情報をお届けしております。

なので、食べる場所を考えなければいけません。

現地の人に聞いて、あそこなら安全だよとアドバイスをもらってください!

その、肝心のあそこは常に変わります!!

一例を挙げさせていただくとしたら、

Osteria lo Bianco(オステイア・ロ・ビアンコ)

オステイア・ロ・ビアンコについてはこちらのページをご参照ください。

 https://hobby-blog.info/trattoria/

皆様スティッギオーラとはどんなも味なのか、現地でご自身で確かめてみたください!

冷えてあっさりした飲み口のビールが最高に合います!

内臓料理

皆様は内臓料理はお好きでしょうか?

好きな人は毎日食べても飽きないくらいにお好きでしょうし、

苦手な方は見るのも嫌だという方も中にはいらっしゃるでしょう。

私は毎日はさすがに厳しいですが、適度な頻度で口にします。

つまり、結構好きです!

内臓といっても種類が豊富ですが、今回紹介する内臓料理は
主に牛の胃袋です。

第一胃:ミノ 第二胃:ハチノス 第三胃:センマイ 第四胃:ギアラ です。

パレルモでは内臓の各部位をゆで上げて、レモンを絞って粗目の塩と胡椒をガンガンかけて食べるというとてもシンプルな料理です。

そしてこの料理をビールと一緒に胃へ流し込む! 

これを真夏のパレルモで食べると非常に美味しいのですが、皆様にパレルモにお越しいただいた際には是非ビールと共に食していただきたい料理の一つです!

ギラギラ輝く太陽の下ではすぐにビールも温度を上昇させます!

ビールですがスーパーに行くと多種類置いてあり、何を選んだらいいのかわからないという方もいらっしゃるでしょう。

異なる種類のものを数本買って、飲み比べてみてはいかがでしょうか?

日本で飲める銘柄でも海外で飲んだらまた感じ方が変わり、
また日本で飲むよりも美味しく感じるかもしれません。

ちなみに日本のビールも海外で買うことが出来ますが、

何度か飲んだ経験がありますが、なぜか日本のビールは日本で飲むのが一番美味しい。

サッポロの黒ラベルを札幌で、沖縄のオリオンビールは沖縄や沖縄料理店で飲むのが一番美味しいのと感じるのと似ている気がします!

是非、皆様も内臓料理を召し上がりながら冷たいビールを味わってみて下さい!

現地ではビールは炭酸水同然なので、飲み過ぎにはご注意を!

タベルナッチャではカルドゥーメというメニュー名で内臓の煮込みが時々食べれます!

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アランチーナ

イタリアではライスコロッケをスップリ、またはアランチーノと言ったりします。

アランチーナとはパレルモの呼び方で、

パレルモ以外ではアランチーノと呼びます!

作り方は、

サフランライスを炊き上げて粗熱を取り、

中にハムとベシャメルソース(burro:ブッロ)やミートソース(carne:カルネ)が入ったもの。

このブッロカルネが定番です!

ちなみにサフランはたいへん高価なものですので、比較的安価なアランチーナにはサフランを使用していない場合も多くあります。

また日本のおにぎり同様にいろいろな具/味があるのですが、そのなかでも特におすすめのものが、

ポルチーニ茸やキノコの入ったもの(funghi:フンギ)。

キノコが入っていることもあり、日本人の方には特に馴染みやすい味付けです!

特別おすすめではありませんが、チョコレート入りのものも!

チャレンジ精神のある方は是非!

そんなに悪くないですよ!

そんなアランチーナですが、パレルモではストリートフードとして街の至る所で食べれます。

例えばVIA MAQUEDA(マクエダ通り)では何件もお店が並んでおります。

特に有名なのはKe Palle ケ・パッレでしょうか?

KePalleにて

どこの店舗でも若干しょっぱい印象です!

なので食べ過ぎにはご注意を!!

日本でもライスコロッケは時々見かけますよね。

どこかで見つけた際には是非手に取って召し上がってみてください!

かなりボリュームがありますので、数種類を食べ比べてみたい場合には1つを2~3人でシェアしても良いですね!

スフィンチョーネ

パレルモのストリートフードと言えばこのスフィンチョーネ。

フォカッチャの生地にトマト、玉ねぎ、オレガノ、パン粉を塗りつけて焼いたパンです。

生地にはラードが入っていたりと、かなりリッチな味わい。

重たいのですがバクバクと食べれてしまいます。

ピッツァと似ていますが、スフィンチョーネはスフィンチョーネです。

シンプルにトマトソースだけを塗ったスフィンチョーネも存在します。

パレルモの街ではバッラロ市場やカーポ市場の前で売っています!

カーポ市場前

またバゲリアではリコッタフレスカと玉ねぎを使ったスフィンチョーネもあり、

地域で若干異なりますので、お試しください!

また、ヴィットリオ・エマヌエーレ通りにあるBuatta Cucina Popolana では、スフィンチョーネをアミューズとしてだしていただけます。

こちらでは前菜盛り合わせは特におすすめで、必ず頼んでいただきたい!

シチリアを知らない方でも、好きになるきっかけを与えてくれる内容できっと満足します!

そしてパスタ、もしくはメインをどうぞ!

お腹に余裕がある方はどちらも!

もちろん、食後にデザートや季節のフルーツも!

それからスフィンチョーネは小腹が空いたときにも、バルなどでいかがでしょう?

朝食としてもおすすめですよ!

一度食べたら時々無性に食べたくなる、そんな味わいです。

フリット

カルチョフィとカルド、カツィッリのフリットミスト

フリットはポルトガルが発祥で、

後に日本に伝わりそれが天ぷらになったという説が最も有力です。

そんなフリットですが、外国人観光客の方には安定の人気っぷりですね!

レストランでもイカや海老のフリットを注文できるところが多いです!

trattoria aja molaのメニューより

もちろん、現地の方にも人気ですよ!

以前紹介したパネッレやカツィッリ(コロッケ)も含めて、揚げ物はやっぱり美味しいですもんね!

真夏にビールと食べる揚げ物は最強!

そんなフリットですが、パレルモにとても人気のある揚げ物屋さんがあります!

それがこちら、Friggitoria Chiluzzo

皆様、各々好きな揚げ物やパニーニを注文して、

コカ・コーラやビールを飲んでいます。

いろいろあるメニューの中でも特にこちらでおすすめのフリット、それは

カルチョフィ!

カリフラワー!!

右がカルチョフィ、左がカリフラワー

もう、何個も食べれてしまうんですよね。

もちろん、食べ過ぎは注意です!

カルチョフィやカリフラワーは時期があり1月~5月頃までがおすすめです!

それ以外の季節は無いことがありますので、この時期にパレルモに観光など予定がある方は是非行ってみて下さい!

カルチョフィは日本ではもともと、なかなか食べれない食材の一つですのでもちろんおすすめですが、

特におすすめなのが、カリフラワー!!

なんでこんなに美味しいのか、ってくらい美味しい。

包みこんでいる衣はガリッとしてて、中はフワッフワ

そして口の中でトロトロと溶けていく、甘味が凝縮したカリフラワーは日本では食べたことがない!

カルチョフィより見つからない可能性有です!

ですので、このカルチョフィとカリフラワーを食べずしてこの時期パレルモから帰るわけには行きません!

一度食べたら脳裏から離れません!

私も時々恋しくなり、気づいたら買いに行っている。そんな存在です。

あの時期が楽しみだなと、待たされているから余計に美味しく感じる。

とにかく必食です!

おわりに

いかがでしたか?

どれも一度食べたらハマってしまうこと間違いなし!

なのでパレルモは1日2日じゃ足りません!

是非連泊して、ストリートフードを制覇してください!!

それにしてもパレルモは魅力的で美味しいストリートフードが多いです。

ビール片手にストリートフードをつまみながらその辺のベンチで友人と喋りしながら過ごす時間は、

なんてことない最高のひと時です。

空もずっと青い。