皆様はパスタを作る際、どのようなパスタを選びますか?
ロングパスタのスパゲッティなのかショートパスタのペンネなのか、
形状によってソースとの相性があります。
スパゲッティも基本的には1.6~1.8㎜のロングパスタを指し、
それよりも太いとスパゲットーニ、細いとスパゲッティーニと呼び方が変わります。
また例えば1.4㎜の太さのロングパスタはフェデリーニ、
0.9㎜の太さのロングパスタはカッペリーニなどがあります。
ペンネも溝があるのとないのとでペンネリガーテやペンネリッシェと呼びわけたりと様々です。
メッツァペンネといって、通常のペンネの半分の長さのものもありますね!
ちなみにメッツァは半分という意味です!
まずは、皆様がパスタといったら多くの人が思い浮かぶであろうロングパスタに関して、
経験を踏まえて個人的な意見をお伝えいたします!
ロングパスタについて
結論から申し上げますと、
イタリア人は基本的に太めのスパゲッティ(スパゲットーニ)を主に食べます。
1.9㎜以上で、そんな太いパスタの中には茹で時間が15分以上かかるものもあります。
ただそれらはあまりの太さに食べづらさを感じるのも事実です!
太めのパスタを使用する際におすすめのソースですが、
オイルベースやトマトベースなどシンプルなものがいいでしょう。
太いパスタになると、小麦の味わいが比較的強く感じられるため、
それを邪魔しないソースがいいのです。
例えば、アサリやムール貝など貝類のパスタは貝の旨みと小麦の旨みが相乗効果で美味しさが倍増します!!
もちろんイタリア現地のスーパーには細いパスタも置いてありますが、
多くの方は太めの方を手に取ります。
ちなみにレストランではほとんど細いパスタを扱いません。
ただし、細いパスタを全く使わないのかと言われたらもちろんそういうわけでは無く、
ご家庭でも同様に時短目的などで購入することはあります。
以上のことから、
スパゲッティの場合には太めのパスタをおすすめします!
もちろん、冷やして冷製パスタにする場合には上述のカッペリーニが良いですし、
お子さまには細めのパスタが食べやすいのかなとも感じますので、
ソースや状況に合わせて他の提案もしております!
また茹で時間が短い時短タイプのスパゲッティもいいですね!
実際に購入し、料理を作らせていただいたこともありますが、たいへん便利で驚きました。
また最近は糖質オフのものやグルテンフリーのものも出回っていて、
選ぶのに迷うこともありますよね。
普段1.4㎜~1.7㎜くらいのロングパスタをご購入の方がいらっしゃいましたら、
是非一度1.9㎜以上のパスタを使ってみて下さい!
次のページではショートパスタについて説明させていただきます!