カチョエぺぺ
カチョエぺぺとはチーズと黒胡椒だけの味付けのパスタで、
シンプルながら非常に味わい深いです。
個人的には、
ローマに着いたその日に食べに行きたくなる、
一度食べたらクセになる味。
名前のカチョ:Cacioがチーズ、ぺぺ:Pepeが胡椒を意味します。
Kazu
イタリア語でチーズはFormaggio(単数形、複数形ではFormaggi)とCacioという二つの呼び方があります。
Cacio ”e” Pepe の”e”は英語の”and”にあたるので、
”チーズと胡椒”という名前のパスタです。
レストラン(イタリアでいうところのTrattoria)によっては、
そのチーズが好きなだけかけられるところもあります。
もちろんかけ過ぎには注意が必要で、バランスが大事なのは言うまでもありません。
そのチーズですが、チーズなら何でもいいわけではもちろんございません!
本場で使用するチーズはペコリーノ・ロマーノというハードタイプのチーズです。
羊乳を原料にしたチーズで塩分もしっかりしています。
そのままで食べても美味しいのですが、
カチョエぺぺのように削ってパスタに、またサラダにかけるのがおすすめです。
また、デザートに使うこともあります。
グラナパダーノやパルミジャーノ・レジャーノというイタリアを代表するチーズで代用しても美味しく召し上がれます。
カチョエぺぺの作り方は簡単で、
その中でも最も簡単に作るとするなら、
パスタ(スパゲッティなど)をゆで上げたらバターで和えて皿に盛り、
チーズと胡椒を好きなだけかける。
以上
Kazu
材料も少ないので簡単に作れます。
そしてこのカチョエぺぺに
グアンチャーレという豚のホホ肉(豚トロ)の塩漬けを加えたものが、
グリーチャです。
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