イタリアではプリンをクレーマカラメッラといいます。
イタリアではピエモンテ州のボネという、
チョコレートプリンの方が巡り合う可能性が高いかもしれません。
というのもピエモンテ州のトリノではどこのレストランでも定番で空港でも見かけることがあるくらいです。

ところで、プリンは日本では子供から大人まで人気があるのは言うまでもありませんよね。
皆様もお好みのプリンがあるかと思いますが私はクラシックな若干『す』が入っているくらいのプリンがお店で出てくると、
ああ、いいなあ
と思ってしまいます。
今回はそんなプリンのレシピをご紹介させていただきますが、
100℃以下に設定できるオーブンを使用しますので、ご了承ください。
※使用したオーブン:ヘルシオAX-LSX3B
100℃以下に設定できない場合の方法もご紹介します!
レシピ
【プリン液】
- 卵黄 60g
- 全卵 120g
- グラニュー糖 80g
- 牛乳 300g
- 生クリーム 100g
- バニラ 1/4本 もしくは バニラペーストやバニラオイルなど
1. 牛乳にバニラ(もしくはバニラペースト)を鍋に入れて人肌程度に温める。
2. 卵黄、全卵をボールに入れて溶く。
3. 2.にグラニュー糖を加えて、さらに1.を加えてしっかりとグラニュー糖を溶かす。生クリームも加えて、濾す。
4. 氷にあてて、冷めたら落としラップをして冷蔵庫で一晩落ち着かせる。

プリンに限ったことではありませんが、卵は出来れば少し値段が高いものをご使用ください。
例えば平飼いと表記の有るものがおすすめです。
安価な卵ですと卵の特有の臭いがプリンの仕上がり時に気になることがあります。
グラニュー糖は糖質を気にされる場合には、ラカントと呼ばれる天然の甘味料でも代替え可能です。
牛乳、生クリームはそれぞれお好みのもので構いませんが、生クリームは動物性のものを使用しましょう。
バニラエッセンスは苦味が伴うため余りおすすめしません。
【カラメル】
- グラニュー糖 100g
- 水 20g
- ダークラム 15 g
1.鍋にグラニュー糖と水を入れて225℃まで熱する。
2.火を止めて、鍋を火から外して、ダークラムを加えプリンのカップ等に流し入れる。
カラメルを作る際には、火傷に十分にお気を付けください。
カラメルに使用するグラニュー糖はラカントに代替え不可能です。
ダークラムは風味付けですので、お子様に食べてもらうのに気になる方は水に替えていただければ問題ございません。
加えるタイミングはダークラムのタイミングで加えて下さい。
色止めになります。
【仕上げ】
そして蒸す。
カラメルを流し入れた容器に、プリン液を流し込む。
※容器ごとに容量が変わらないようにプリン液の重さを測ると温度が均一に入るため、バラツキが出ないです。
容器にもよりますが60-90g(カラメル、容器の重さを除く)くらいで統一するのがおすすめの量です。
そしたら湯煎にかけて、85℃に熱したオーブンに入れて20分から30分蒸しあげていくのですが、重さや容器によって時間が異なります。
※オーブンにスチーム機能(ヘルシオの同じ型でしたらソフト蒸し)があればそちらをご設定ください。
ヘルシオの公式では90℃とありますが、どちらでも構いません。
85℃に設定できない場合は、出来るだけ低い温度に設定し、時間を調整してみて下さい。
例えば140℃に設定し15~30分で調整してみて下さい。
使用するオーブンで加熱の能力、またプリンを作るためのプリンカップや瓶で熱伝導が異なるため温度と時間は調整が必要です。
蒸し上げたら、若干プリンが緩いくらいで加熱を止め、後は余熱で火を入れると良いかと思います。

紹介させていただきました蒸し方(85℃で20~30分)は、ココット(100円ショップで購入できるもので可)を使用し、プリン液は65g、オーブンは先述したヘルシオです。

以上ご参考の上、お試しください!