以前ミートソースの作り方について説明させていただきました。
ご興味のある方は参考にしてください!
ボロネーゼ
ボロネーゼとはイタリア・ボローニャ発祥の肉が主役の煮込みソースで、赤ワインや牛乳を使い、太めのパスタ(タリアテッレ)と合わせるのが伝統的です。
一方、ミートソースは日本で独自に発展したトマトベースの甘めのソースで、スパゲッティと合わせることが多いです。
シチリアではミートソースと言うとボロネーゼ・ビアンコといって白く仕上げるのが一般的で、トラットリアではボロネーゼとボロネーゼ・ビアンコの両方があることが多く、前者は観光客に、後者は地元の方々に人気のメニューです。
ボロネーゼ・ビアンコ
「ビアンコ」は白を意味し、トマトを使わずに白ワインやブロード(出汁)で煮込んだボロネーゼのこと。
シチリアでは、トマトを使わない「ボロネーゼ・ビアンコ」に似た肉の煮込みパスタも食べられており、むしろトマトを使わないことの方が多い。 ボロネーゼ・ビアンコには具材も入ることがありグリーンピースが最もよく見かけます。

個人的にはトマトソースなどが入ったボロネーゼよりも、こちらのビアンコの方がなじみ深く食べていても美味しいと感じることが多いです。
ただし、エミリア・ロマーニャに限らずですが、本場のイタリアで食べるラグーはどれも味わい深く美味しいです。
ラグー
ラグーとは、イタリア語で煮込みを意味します。
なので肉以外にも魚のラグーといい、様々な鮮魚を使ったソースを指すことも多いです。



ボロネーゼの作り方
【レシピ】
ラム(または牛肉) | 1kg |
生ハム | 50g |
玉ねぎ | 50g |
セロリ | 50g |
人参 | 25g |
赤ワイン | 1本(750ml) |
ブーケガルニ | 1袋 |
ブロード | 550g |
トマトソース | 325g |
①ラムの表面をフライパンで焼く

②生ハム、玉ねぎ、人参、セロリと共に220℃のオーブンで20分焼く

③鍋に移して赤ワインを加え、アルコールを飛ばす

④ブロードを加えてブーケガルニを加える
⑤トマトソースを加える

⑥煮込んで塩やスパイスで味を調整する
ボロネーゼは材料さえあれば簡単に作れますので皆さまも是非挑戦してみてください!