シチリアのおすすめレストラン12選 パレルモ偏

レストラン

そうそう、こんなお店を探してた。って、きっと思います。

観光客がいない、地元の人たちに愛されるそんなお店をお探しの方はおられますでしょうか?

そう、ここがまさにそのお店です!

Trattoria Da Pino(トラットリアダピーノ)

ここはメニューもない。

英語を話す店員さんもいない。

テーブルもない。

あるのは会議で使うような長テーブル。

相席は当たりまえ。

でも、そんなお店を探しては入る。

ただしここのお店は扉を開けるのも躊躇する。

なぜなら、どうやって入ったらいいのか一瞬分からない。

とりあえず押すか引くかしてみる。

そうすると扉は開く。

入ってみる。

店員さんが誰だか一瞬分からない。

なぜならみんな私服だからだ。

つまり、特別ユニフォームを着ているわけでは無い。

とりあえずそれっぽい人に声を掛ける。

席に案内される。

いくつか空いている席はあるがこういうときは必ずといっていいほど相席になる。

なぜか。

分からない。

彼ら(パレルモ人)のルールがあるのだろう。

とりあえず注文するためにメニューを探すが、見当たらない。

そしてなぜかカトラリーだけポンっと置かれる。

数分後、それっぽい人に

「注文しても良いですか?」

と尋ねる。

イタリア語では

Posso ordinare?(ポッソ オルディナーレ?)

でいいでしょう。

丁寧に言いたければ他にも言い方はあります。例えばPossoをPotrei(ポトレイ)に。

答えは、

OK Aspetta.(オーケー アスペッタ)

つまり、待っててとのこと。

オッケーだけど、待ってて。

こうなったら待つしかない。

数分後、注文を取りにやってくる。

メニューがないのでイタリア語で今日は何があるのか教えてくれる。

聞くところによると、

前菜はナスのカポナータ、ヤリイカのサラダとイワシのベッカフィーコ、サラミとチーズの盛り合わせなどがある。

パスタやセコンド(メイン)はシチリアの郷土料理を大概あるようだ。

例えば、

パスタではパスタコンレサルデ(イワシのパスタ)、グラッサ(肉とじゃが芋のパスタ)、カレッティエーラ(アーリオオーリオ)など。
パスタはハーフポーションもある。ハーフポーションでおおよそ80gなので多くの人には十分な量であるはずです。

セコンドはボッリート(ブイヨンスープで煮た茹で肉)、アロストパナート(仔牛のパン粉焼き)、インボルティーニ・シチリアーニ(仔牛のパン粉詰め)、ペッシェスパーダ(メカジキ)など。

デザートはカンノーリやカッサータといった定番のドルチェ。

店員さんも一通り説明してくれるのが実に親切なのだが、

だったらメニュー作ったら楽じゃない?とも思う。

Kazu
Kazu

メニューは実際には存在するかもしれません。

私は何十回か訪れましたが、一度も出会ったことはありません。

でもそんなところにコミュニケーションの大切さを感じる。

そしてその時私が注文したのは、

ベッカフィーコとボロネーゼビアンコ。

ベッカフィーコとは鳥の名前からきているが、その形がベッカフィーコに似ていることからその名がつけられたと聞く。

ここのお店のものは全然ベッカフィーコ(鳥)には似ていないが、

他にもちゃんとベッカフィーコに似た形がシチリアにはあります。

ただし、今ではこの形で見ることの方が多いです。

よく分からないのですが、

ここのベッカフィーコが多分一番ベッカフィーコです。

イワシにパン粉が巻かれて焼かれているだけ。

なんですけど、なんか、美味しい。

旅行に来たらこんなシンプルな料理を食べたいと思わせてくれる、そんな存在です。

ボロネーゼビアンコとは皆様が想像するミートソースの、トマトを使わないバージョンです。

シチリアではこちらのほうがミートソースとしてよく見かけます。

イタリアの家庭では日常こんなパスタを食べてきたんだな、と感じさせる味わいでした。

なんか懐かしい感じ。

すっごい素朴なんだけどしっかりアルデンテ。

全然乳化してないんだけど、追いチーズをしてガンガン混ぜて食べるスタイル。

満足。

お会計を済まして外へ出て思った。

また来よう。

いつもそう思いながら店を後にします。

ちなみにですが、

中で働いているスタッフの方々は皆さん親切で、とても好印象。

きっとイタリア語を話せなくても大丈夫です。

パレルモに来て、大衆的な食堂で食事をしてみたければ是非!

Pinoの壁にかけられた現地のサッカーチームからのメッセージ。

安くて旨いを求めるなら!

Trattoria Sciupe’ dei F.lli Lo Valvo トラットリア シュウペ

ここには数年前のシチリア、パレルモのトラットリアが感じられる空間がある。

そう思わせる場所だ。

なんと未だにパスタが5ユーロを切る値段で食べられる。

昔はそんなお店がちらほらあったが、今ではだんだんと少なってきていて、地元の人にとっては特に貴重なお店となっている。

前菜からパスタ、メイン、デザートまで特筆すべきものはないのだが、

どの料理も地元の、家庭的なマンマの愛情を感じられる皿だ。

ナスのパルミジャーナ
パスタ・アッラ・グラッサ
インボルティーニ・シチリアーニ

つまり何を食べても美味しい。

もちろん価格相応のクオリティを感じることはあるのだが、

それで不満を感じるのであれば違うお店を選べばいい。

とにかくここにはそんなこと以上の魅力が詰まっている。

だから地元のお客様でいっぱいなのだ。

場所も中心からは少し距離もあるので玄人向きかもしれませんが、

もし興味があったら足を運んでみて下さい!

ここの前菜は地元の人にも旅行客にもおすすめできる!

Osteria Nonna Dora  オステリア・ノンナドーラ

パレルモの中心地にあり、地元の方にも人気で旅行客にもおすすめできるお店です。

とくにおすすめなのが前菜で

その中でも好印象だった3皿を紹介させていただきます!

1、カポナータ

Caponata

まずは定番のカポナータ。

こちらのはザ・カポナータといった味わい。

ここのを食べるだけでナスのカポナータを語れると言ってもいいくらいに安定してバランスのとれた味わい。

2、ブッラータ・ポミド

Burrata Pomido’

水牛のモッツァレラチーズであるブッラータを丸々揚げたインパクトのある皿。

日本ではまずこの価格では食べられないと思いますので、ご旅行の際には是非チャレンジしてみて下さい!

3、アランチネッテ・ディ・サルデ

Arancinette di Sarde

イワシを使ったアランチーナ。

イワシを使ったパスタは定番で、どのお店でも見かけますが

アランチーナはなかなか見かけない気がします。

味わいはというとごくごく一般的な味わいですが珍しいこともありおすすめ出来る一皿です。

当然パスタやメインの料理もシチリアを感じられる郷土料理が味わえるのでご自身のお好みに合わせて選んでみて下さい!

パレルモのご旅行中に、安定した定番料理を召し上がりたいという方にはおすすめです!

綺麗で落ち着いてた店内は接待にもピッタリ!

Corona Trattoria (コロナ トラットリア)

地元の有名な料理人も訪れるパレルモトラットリアの名店。

私が訪れたのは平日のランチタイム。

13時に入店した時にはまだ1組しかいませんでした。

ところが時間が経つにつれてあっという間に満席に。

それほど地元の人にも愛されているレストランなのだとすぐに分かりました。

店内に入ってまず感じたことは、

ここはトラットリアなのだろうか?

綺麗で整った店内は、

家庭的な雰囲気がありながらも高級感も感じさせる。

その時に思ったことが、

ここは日本人の方の接待などに最高だな。

ということです。

そして、料理を食べてもそれが確信になるだけでした。

それは、

トラットリアさながらの

ドカーーーーン!!

とした量ではなく、上品なのだ。

以下の写真を参考にしていただきたい。(それぞれ1人前)

フリットミスト
イワシのパスタ(コン・レ・サルデ)
ズッパ(魚介のスープ)

味わいも塩味がきつくなく、

どちらかと言えば優しい味わいで、これだけ食べても全然重くない。

料理もそうだが、デザートもとても美味しく

特にこのカッサテッレは最高である。

手作りの熱々カッサテッレ

カッサテッレとは、パイ生地にリコッタのクリームとチョコチップが入った揚げ菓子なのだが、

パレルモでは至る所で見かけることが出来る。

ただし、ここのカッサテッレは格別で、

正直これだけのためにでもここに来る価値あり!

是非食後に食べてほしいです。

とにかく気軽に訪れるのももちろんいいですし、

パレルモで接待などがあれば、リストランテ意外であればここがおすすめです!