缶詰を使ったトマトソースの作り方 3選
①缶詰をただただ手で潰す
これは最も簡単で、かつそれなりに美味しいやり方です。
ただそこで重要なポイントは、缶詰は何を選ぶのか?
スーパーやデパートに行き、一番安い商品を買うのか?
そもそもホールタイプなのか、クラッシュされているものでもいいのか?
手で潰すと言ってもどの程度なのか?
様々な疑問が浮かぶと思います!
ひとつづつご説明します。
まず、缶詰の選び方ですが安いものでも結構です!
いくつか買ってみてご自身の口に合うものがあればそれがいいです。
安くても美味しいと感じるものもありますし、
高くても美味しくないものなんていくらでもありますもんね。
そしてなにより、缶詰には個体差があります。
同じメーカーの同じ日に購入したものでも味に違いがあることなんて多々あります。
ですので、美味しければいいのですが、今回の工程は
ただただ手で潰す
だけですので、美味しい缶詰に出会えなかったらこの作り方は採用できません。
またご承知の方も多いかと存じますが、クラッシュタイプのものよりも
ホールのものを選びましょう!
クラッシュされているものでしたらご想像の通り、手で潰す意味がありません。
そして潰す具合ですが、適当です。
好きな具合にトマトを握ってあげて下さい。
なぜこんなにアバウトな説明になってしますのかと申し上げますと、
その後どれくらい煮詰めるのかなどによるからです!
また潰す際に、ヘタの部分や皮などが残っていたら取り除くことをおすすめいたします。
種に関しましては、こちらは任意で取り除くこともおすすめいたします。
食感を良くするためには重要な工程です。
そして、万が一美味しいと感じないトマト缶を引き当ててしまったら下記の方法をとりましょう。
②甘く炒めた玉ねぎを加える
これが一番早く美味しくかつ甘くする方法ですが、玉ねぎを茶色く炒めることが非常に手間や時間が掛かりますよね?
そこで時間が惜しいというかたは少々荒っぽい方法ではございますが、砂糖を適宜加えましょう。
これは、
なんだ砂糖を入れるのか。とお思いになる方もいらっしゃると思います。
ただ、イタリアのレシピにはトマトソースの作り方にZucchero(砂糖)と表示されていることが多く、普通に使用するものなので、これもイタリアだ!と思って使って下さい!
あんまり多くの砂糖を入れると味が人工的になってしまうので注意が必要ですが、適宜入れる分にはよろしいかと思います。
お客様に提供するトマトソースに砂糖をレストランでは使用しません。
そしてトマトソースには酸味が大変重要になります。
そこでトマト缶に自体にトマトの酸味や旨味、またコクが足りなければ
赤ワインビネガーを加えてみましょう!
こちらはアップルビネガーや、ご家庭にあるお酢で代用が可能です。
少しづつ入れて味を調整しましょう。
また本来はビネガー(お酢)を入れる場合、鍋で一度沸かして加えるとよろしいかと思います。
これはお酢の角を取りまろやかな酸味を加えたいからです。
ただ潰すだけでも美味しいトマトソースが出来ますが、よりリッチな味わいを求める方は是非お試しください!
トマトソースのパスタの仕上げにはたっぷりのエキストラバージンオリーブオイルをかけてお召し上がりくださいね!
次のページでは3つめの作り方を説明しますが、
こちらは本来ならばあまり教えたくはない、レストランでの作り方になります!