動画
早く知りたいという方は、どうぞ動画を先にご覧ください!
【レシピ】
合挽き肉(炒めたもの) | 350g |
赤ワイン | 500㏄ |
ソフリット | 280g |
トマトソース(ピューレ) | 200g |
水、ナツメグ、塩、砂糖 | 適量 |
ミートソースとは
日本ではミートソースとして知られているこの定番のソースですが、
イタリアでいうところのボロネーゼでしょうか。
皆さんが想像するミートソースは今回紹介させていただいた通り、
赤ワインやトマトを使ったソースでしょう。
一方シチリアでは、
ボロネーゼビアンコといって、白く仕上げた方が一般的で
こちらのほうがよく目にする。
シチリアのそれは
ミートソースにグリーンピースが入っていることもある。
そして先述したイタリアのボロネーゼですが、
日本のミートソースとは違うというのが私の意見です。
それは、
ボロネーゼには挽き肉は用いないからです。
塊の肉を一口くらいにカットしたものを長時間煮込んで造るので、
より深い味わいであることが多い。
また、日本のミートソースのようにケチャップのような甘さは無い。
イタリアのボロネーゼは赤ワインやトマトを使用するが仕上がりは茶色い。
なので厳密には、
ミートソース=ボロネーゼとするのは、少し違うと思う。
ミートソースはミートソースでとても美味しいが、
ボロネーゼとは一線を画す。
それだけ補足させてください。
作り方のポイント
動画をご覧いただいた方へポイントを説明します。
- 挽き肉を事前に炒めてあったがその目的は、臭みの原因である脂を出来るだけ落とすこと。
- 赤ワインを加えたらしっかりとアルコール分を飛ばすことを意識する。
- 炒めた玉ねぎは、玉ねぎを刻んで冷凍すると作りやすい。
- トマトソースを加える量によってお子さまでも食べやすいミートソースになる。
- 加えるスパイスや香草によって様々な味わいが表現できる。
- 玉ねぎや人参で十分に甘味が出ていれば、砂糖は入れる必要なし。
- パスタにあえて、仕上げにオリーブオイルやバターを加えて乳化させると良い。
もっと簡単に作りたい方へ
もはや作っている時間がない!
という方も中にはいらっしゃるかと思います。
そんな方へアドバイスがあります!
まず市販のミートソースを準備しておいてください。
赤ワインを適量(1人前で50㏄)鍋に入れて、沸かします。
そして、1/3程度に煮詰まったら市販のミートソースを加えます。
ここに、お好みでスパイスや香草を足してください。
たったこれだけで市販のミートソースが本格的なミートソースになります!
是非お試しください!