レンズ豆を使ったレシピ3選! スープ・サラダ・パテ

レシピ/食材

レンズ豆についてすでにご存知の方も多いかと思いますが、

レンズ豆は貴重なタンパク源なのは言うまでもなく、鉄分も豊富で特に貧血気味の方にはおすすめの食材の一つです。

そんなレンズ豆ですが、

大晦日にレンズ豆のスープを作り、年が明けるとそれを皆で食べるという習慣が各国にあります。

それは、

レンズ豆をコインに見立てて金運を願う意味があるからです。

今回はそんなレンズ豆のスープの簡単な作り方を紹介させていただきます!

また後半ではイタリアで体験したお話をさせていただきます。


レンズ豆のスープ

動画だけでもという方、お先にご覧ください!


まずレンズ豆ですが、出来れば小粒のものを選びましょう。

スペインやフランス産のものがあれば良いですが、見つからなければエジプト産のものでも代用可能です。

【レシピ】

レンズ豆90g
玉ねぎ75g
人参60g
セロリ60g
にんにく1片
ベーコン30g
500㏄
オリーブオイル適量
動画内のレシピ

【下準備】

各野菜は少しだけ存在感が残るように1㎝角で切りましょう。

セロリの葉がある場合にはスープに加えますので刻んでおいてください。

基本的に出汁は必要ありませんが、

旨味を足すため、ベーコンやソーセージを入れることが多いです。

その他加工肉であれば大丈夫です。

加工肉に関しましては、出来るだけ保存料が少ないものを選ぶと良いでしょう。

せっかく良いレンズ豆を手に入れたのに、保存料などの余計な味がしては仕上がり時に勿体ないです。

そして、加工肉も同じように1㎝角、もしくはもう少し大きく切っておきます。

【作り方】

まず鍋にベーコンを入れてオリーブオイルで炒めていきます。

オリーブオイルの替わりにラードやサラダ油でも構いません。

もしお手元にあれば、フレッシュのローズマリーも加えます。

なければローリエ(フレッシュ、乾燥問わず)でも良いです。

入れる量はご家庭で作る量でしたら1枝(1枚)で十分ですが、香りが強いのがお好みでしたら多くすれば良いです。

入れる目的は香りづけ及び臭み消しです。

そして、野菜を加えて半透明になってきましたらお水を加えます。

沸かして弱火にし、アクが出ていたら取り除きましょう。

加える前に、一度レンズ豆を水に浸します。

ここで浮き上がってきたレンズ豆は取り除いてしまって結構です。

その後ザルにあげて、さっと洗ったレンズ豆を加えます。

レンズ豆を入れて、再度沸騰するまで少し火を強めて、沸いたらまた弱火にします。

全体がゆらゆらと揺れるくらいの火加減で十分です。

もし水が少ないと感じたら、レンズ豆が十分に浸っている量になるまで足して構いません。

また煮ている間は適宜アクは取り除きます。

レンズ豆を入れてから20分ほどしたレンズ豆の硬さを見て下さい。

十分に軟らかく(指で潰せるくらいに)なっていましたら、全体の半量を一度取り除いて、ハンドミキサーやフードプロセッサーで攪拌します。

攪拌した半量を煮ている鍋に戻して、水分量と塩分を確認し、足りなければ適宜足しましょう。

そしてお皿に盛り付けて、仕上げにオリーブオイルを回しかければ出来上がります。

温かいうちにお召し上がりください。

レンズ豆のスープはこのように慣れてしまえば簡単に作れますし、栄養も豊富でほっこりする味わいです。

おすすめのスープですので、是非一度作ってみてください!

少しでもお役に立てましたら嬉しく思います。

また、レンズ豆を好きになっていただけましたら幸いです。


イタリアでのスープの役割

イタリアのスープは所謂食べるスープで、

動画の後半で紹介したレンズ豆のスープのように汁気がないものも多いです。

ほとんどが野菜や豆、場合によってはショートパスタなどの具材であることも多いです。

豚汁をイメージすればそれが近いかもしれません!

イタリアではスープがプリモピアットとしてコースに組み込まれることもあることから、

そのことは容易に理解も出来ますよね。

Kazu
Kazu

イタリアではコース料理を基本的には

アンティパスト(前菜)→プリモピアット(第一の皿:パスタやスープ)

→セコンドピアット(第二の皿:メインの肉、魚)→ドルチェ(デザート)

という順番で構成されます。


レンズ豆のサラダ

【レシピ】

レンズ豆130g
きゅうり3本
赤玉ねぎ1玉
ピーマン6ヶ
赤ワインヴィネガー90g
マスタード15g
オリーブオイル40g
白こしょう0.3g
適宜
動画内のレシピ

【作り方】

①レンズ豆はあらかじめ茹でておきます。軽く塩をした沸騰したお湯で20分ほど茹でておきましょう。

茹で上がったらザルにあげておきます。

②各野菜を1㎝角に切っていきます。切った野菜に軽く塩をして下味をつけておきます。

③赤ワインヴィネガー、マスタード、オリーブオイル、白こしょう、塩を攪拌しドレッシングを作ります。

④茹でたレンズ豆、野菜、ドレッシングを和えたら完成です。

よければ動画もご参考下さい。


レンズ豆のパテ

【レシピ】

レンズ豆(乾燥)300g
玉ねぎ130g
パセリ10g
トマトソース180g
動画内のレシピ

【作り方】

①レンズ豆は塩を加え沸騰したお湯で20分間茹でてザルにあげておきます。

トマトソースを作ります。

③玉ねぎを1㎝角、もしくは薄切りに切って炒めていき、半透明になったところでパセリを加えます。

④③にトマトソースを加えていきます。

⑤レンズ豆をミキサーなどでペーストにして、④を適量加え好みをスパイスを加えて更に滑らかになるまでペーストにしています。

好みのスパイスを以下を参考に加えて下さい

クミンパウダー

コリアンダーパウダー

カイエンヌペッパー

オールスパイスパウダー

ナツメグパウダー

よければ動画もご参考下さい。

以上レンズ豆を使ったレシピを3つ紹介しました!

参考になれば幸いです。