1日目

先日時間が出来たので、友人に会いに香川県高松市に行ってきました。
高松空港から街に行くためのバスに乗って市内へ向かう道なり。
目に入る新しい景色は、日本もいいなあと感じさせてくれます。


友人は最近都内から高松へ引っ越してきたばかり。
まだまだ慣れないであろうこの街でどんな生活をしているのか。
とある場所で待ち合わせをして友人を待ちます。
いつもの感じで現れた彼はなにも変わらないどころか、すでにこの街に馴染んでいる様子です。
今回は訪れたのは引っ越しのお祝いと、友人がお世話になっている方とのちょっとしたパーティーのため。
まずはスーパーに買い出しに行きました。
「今日は僕が料理します!」
と、その友人が言うのでお言葉に甘えました。
準備の間私は高松の街に繰り出します。
もう夕刻近かったので、夕陽を見に近くの展望台に。
高松シンボルタワーからは素敵な夕陽が望めました。

友人がパーティーの準備をしているってのに、
うどんが食べたくなるんだから仕方ない。
一度下に降りてもう少し夕陽を。
そうすればうどんのことは忘れられるかもしれない。

だめだ。
どうしても、お目当てのうどんを食べたい。
うどんでは肉うどんが好きなので、Googleで肉うどんと検索。
うどんは飲み物もみじ
ヒットしたのがこちら、うどんは飲み物もみじさん。
どうやら比較的新しいお店の様です。
注文したのはもちろん肉うどん
の予定が、
店員さんから「お好みは?」と聞かれてたじろぐ。
お好みなんて、そんなこと言われても注文の仕方が分からない。
なので「おすすめで!」と答える。
出てきたのは肉うどんの“ひやあつ”

よく使う注文ワード
「かけ」うどんの温度パターン
あつあつ
→ 麺もだしも熱い(最も基本)。
ひやあつ
→ 冷たい麺に熱いだし。麺のコシを楽しみたい人向け。
ひやひや
→ 麺もだしも冷たい。夏に人気。
あつひや(レア)
→ 温めた麺に冷たいだし。提供しているお店は少なめ。
「ぶっかけ」うどんの温度パターン
あつぶっかけ
→ 温かい麺にぶっかけだし。
ひやぶっかけ
→ 冷たい麺にぶっかけだし。コシが強調される。
「しょうゆ」うどんの温度パターン
あつしょうゆ
→ 温めた麺に醤油。
ひやしょうゆ
→ 冷水でしめた麺に醤油。麺の味をストレートに楽しめる。(ChatGPTより)
念願の香川での肉うどんは想像以上の美味しさ。
うどんは湯切りのあと冷水で絞められしっかりと水を切られていて、適度にねじれているので肉汁をまとわりつかせる。
肝心の肉は甘辛く、ホロホロと崩れていきそれがまたうどんを呼びこむ。
美味しい。
良かったパーティーのことが頭にあって。
あやうく”大”にしてた。
そして店内を出て、パーティー会場へ。
とはいっても友人宅であるのだが。
着くとちょうど準備が出来たとのこと。
友人と一緒にワインは料理を楽しみました。
そしてなんとその後に夜の街に繰り出すことに。
大八そば
着いたのは大八そばさん。

見るからに良いお店。
地元の人と出なければ入れないであろうこの独特の雰囲気。
入るとおでんがまずある。
美味しいやつだ。

メニューをいただくとそこにラーメンと餃子の文字。
手元には既にビールが。
もう頼まないわけにはいかない。



結局これもたいらげ、次の日に備えてこのあとすぐに寝たのは言うまでもありません。
2日目
栗林公園
二日目は早く起きて高松市内を散歩しながら栗林公園へ向かいました。

栗林公園は高松市内にある公園です。
栗林公園とは
- 所在地:香川県高松市
- 特徴:国の特別名勝に指定されている、日本を代表する大名庭園。
- 歴史:江戸時代初期に高松藩主・松平家によって築庭。約100年かけて完成。
- 規模:東京ドーム約16個分の広さがあり、現存する大名庭園としては最大級。
- 見どころ:6つの池と13の築山を中心に構成された回遊式庭園。四季折々の景色が楽しめ、背景には紫雲山が借景として調和。
- 評価:ミシュラン・グリーンガイドで三つ星を獲得。
天候にも恵まれ、公園内の写真を撮りながら有意義なひと時を過ごせました。



この公園ないにあるお土産屋さんのお店の方に
「あんた、いい顔してるよ。頑張んなさい!」
と言われて、少し嬉しくなったのはいうまでもありません。
栗林公園を後にして、出雲大社高松分祠へ。
御朱印をいただき、再び歩き出しました。
歩いていては時間が足りずと思い途中レンタサイクルを借ります。
お目当てのうどんを食べに走ります。
お店は地元の方のおすすめの2軒。
セルフうどんなりや上福岡店
まずはセルフうどんなりや上福岡店さんへ。
ここはセルフの注文とのことでまたたじろぐ。
とりあえず2軒行くことは自分の中で決めていたので、小にしようと決めていた。
のに、店員さんに
「大で良いですか?」
と聞かれて
「いや、中で大丈夫です。」
と答えた。
後のことを考えると全然中で大丈夫ではないのに。
そしてしっかりとトッピングも頼む。

しかもトッピングのデカいこと。

うどんは覚えたばかりの”ひやあつ”で注文。
トッピングはデカくて美味しい。
うどんもコシがあって顎に適度にダメージを感じる。
それでもなんとか食べ終わり再び自転車を走らせること数分。
2軒目に到着。
野口製麺
野口製麵さんは地元の方からするとThe讃岐とのこと。
まずはカウンターで注文する。
今度は小と決めて。
そして小を頼む。
頼めた。
隣におそらくおすすめであろうささみカツ。
頼んでしまった。

また、やってしまった。
ここ野口製麵さんはおそらくはあご出汁を使っている。
麺ももちろん、お出汁がとても品が良くて好きでした。
またアットホームな雰囲気に旅行客も受け入れてくれる温かさがあるので、香川旅行の際にはおすすめです!
他にもおすすめしていただいたお店は何軒かあるのですが、さすがにお腹が。
自転車を返して電車に乗り向かった先は四国村ミウゼアム。
四国村ミウゼアム
四国村ミウゼアムが目的地でなく本当は夕陽を見に展望台まで行こうと思っていたのですが、時間を考えてやめました。
それでもたまたま寄ったかたちとなったこの野外博物館はとても居心地の良い環境でした。


一番印象的だったのは私のもとを離れなかったてんとう虫。

歩けども歩けども離れず、結局一緒に回ってました。
帰りは屋島神社へも立ち寄りました。

境内から見る景色はとても素晴らしかったです。
そして電車に乗り、一度ホテルへ。
荷物だけおいてソウルフードを食べに行きました。
高松のソウルフードと言えば骨付き鶏。
その代表なのが一鶴さんです。
一鶴

17:00開店(平日)で15分程前に着きましたがすでに数人の待ち客。
私も待つことに。
17時を迎えるころには20人以上は並んでいたでしょうか。
オープンすると間もなく満席になり、次々と出てくる骨付き鶏。
私は普段であればビールを頼むところ、まだお腹が空いておらず。
おやどりのみを注文。

この一つのおやどりをなんとか美味しくたいらげ、お店を出る頃にはもうおやどりは売り切れていました。
18:00頃でしたのでおやどりい興味がある方はお早目にお店に行くことをお勧めします。
そしてまた鶏の絶妙な歯ごたえがあごを強くします。
きっと高松の人はあごが強いんだろうな。
気になる方は”日本各地の食文化と咀嚼習慣の研究例”を良ければ調べてみて下さい。
そしてホテルへの帰り道、ジェラートの文字です。
瀬戸内ジェラートMARE
まさか寄らないわけにもいかず、気が付けば店内へ。
ダブルで頼んだら、トリプルになるサービスまで。

一番のおすすめと言われたピスタチオと、塩とオリーブオイル味。
そしてサービスのティラミス。
どれも素朴な感じで甘すぎず食後にはうってつけでした。
こちらのジェラート屋さんは柴野大造さんが監修しているとのことで納得。
帰りは丸一倉庫さんでお土産を買いました。
目当てのいりこを見つけ購入。

香川県には他にも紅葉の名所である寒霞渓や女木島、弘法大師の誕生の地善通寺などがあり見どころ満載ので、次回はそのあたりを訪問します!