クスクスとは
皆様、クスクスを召し上がったことはありますか?
クスクスはパスタの一種で、見た目は細かい黄色い砂のような粒状のもの。
起源は北アフリカとされ、特にモロッコやアルジェリア、チュニジアで広く食され家庭料理としても一般的です。
原料は小麦粉で、専用の蒸し器で蒸すのですが、
日本では主に、市販のクスクス1:お湯1の割合で戻して食べるのが一般的でしょうか。
そこに塩やスパイスで味付けをしておく、といった具合です。
ふっくらと膨らんだそのクスクスに
お肉や野菜を煮込んだスープをかけながら、その具材と共に食すというのが主な食べ方の1つです。
そのクスクスが北アフリカから地中海を超えて、
どんぶらこ、どんぶらこ
とシチリアへやってきました。
シチリアの中でも特に有名なのが北西に位置するトラーパニで、
そこでは主に、魚介のスープと共に食されます。
また、クスクスはサラダでも食されることも多く、そちらはタブレ(tabboulé)といいシチリア全土でもよく目にすることがあります。
タブレはレバノン発祥であり、厳密にはクスクスではなくそれと良く似た小麦の一種ブルグルを使用します。
そのブルグルよりもクスクスの方が西欧諸国で比較的簡単に手に入るため代用され出来たものです。
今回は特別にレストランでも提供することのある、クスクスのサラダの貴重なレシピを紹介します!
クスクスのサラダのレシピと作り方
4人前
・クスクス 400g
・お湯 400g
・人参 1本
・ズッキーニ 1本
・赤玉ねぎ 1玉
・グリーンピース 150g
・クミンパウダー 4g
・カイエンヌペッパー 2g
・塩 適量
・オリーブオイル 適量
①まずクスクスをお湯で戻します。戻し方ですが、ボールにクスクスを入れ、お湯を注ぎ一度手早くかき混ぜます。
そして、すぐにラップなどで蓋をしておいておきます。
②クスクスを戻している間に、
人参、ズッキーニ、赤玉ねぎをそれぞれ1㎝角に切っておきましょう。
グリーンピースも一緒に、一度塩の入ったお湯でさっと火をとおしておいてください。
③①のクスクスと②の野菜を混ぜて、クミンパウダー、カイエンヌペッパーを加え混ぜます。
塩とオリーブオイルで調味して、完成です。
皆さまはお好みでシナモンや、ガラムマサラなどの他のスパイスも加えてみて下さい!
それだけでバリエーションが増えます!
またオレンジやアーモンドを入れても美味しく召し上がれます!
是非、チャレンジしてみてください!
レシピは4人前とさせていただきましたが、出来上がりの量は思ってより多いかもしれません。
作りやすい分量で記載させていただきましたのでご了承ください。
このサラダは翌日でも味が馴染んで美味しく召し上がれます。
作り置きも出来ますのでどうぞ多めに作ってみて下さい。
そんなクスクスですが、
パレルモで食べるのであればどこがおすすめなのか。
次のページでそのお店を紹介させていただきます!