豊かな風土が育んだぶどうと、生産者さんやボランティアの方々の情熱から生まれるワインに、新たな物語が加わろうとしています。
全国からお越し下さる収獲ボランティアの皆さまに感謝の気持ちを込めての新しいインベト
「余市駅前バル」が10月の7.8.9日の3日間に渡り開催されています。
発起人は余市SAGURAの村井シェフ。
余市駅前をサンセバスティアンにしよう!という試みだそうです。
ボランティアの方はもちろん、遠方からでもわざわざ訪れる価値のあるイベントになっておりますので、本日最終日ですがご覧いただけた方でお近くの方は是非足を運んでみてくだい!

参加店舗
➀かくと徳島屋+余市SAGURA+LiftUp+niquis miquis
②Tanukuran+parco fiera
③キヘン
④Qunpue
⑤LOOP
⑥LOOP Style
⑦ワイン、ときどき豚
かくと徳島屋
かくと徳島屋さんと共に
余市SAGURA+LiftUp+niquis miquis
が同じ場所で参加されております。
各店舗のメニューはこちら(10月8日時点)。




そしてかくと徳島屋さんで飲めるワインのメニューはこちら

SAGURAさんは移転が決まっており、余市で楽しめるのもあまりないかもしれません。
なんと今回のイベントでは村井さんの料理がなんと¥500でいただけます!




美味しいのは当然ですが、加えてどれも村井さんらしい味わいで力強さを感じます。
余市の隣町の仁木の人気店niquis miquisさんはシェフはサンセバスティアンでの経験があり今回のイベントのために出店。
おすすめだということで、アルボンディガスとトルティージャを頼みました。


アルボンディガスはスペイン語で肉団子。
パニプリの中に挽き肉などミートボールの具材が入っております。
パニプリ(Pani Puri / पाणी पुरी)は、インドを代表する人気のストリートフード(屋台料理)のひとつです。
日本語にすると「スパイシーな水入り揚げスナック」といった感じになります。
(ChatGPTより)
10秒で食べてくださいとのことです!
高級レストランのフィンガーフードのようで楽しいです。
トルティージャはスペインのオムレツです。
バスクのオムレツは中身がトロトロしているのが特徴で、これを食べながら飲むチャコリは最高です!
そして、LifeUpさんでは訪れた時にシェフの白鳥さんが丁度藁でブリに香りを付けていました。

どの料理も気になりましたが時間との兼ね合いで次のお店に行きます。
Tanukuran+parco fiera
タヌクランさんは今年オープンしたばかりのお店で2階にあります。
タップから出てくるビールが美味しい。

またウイスキーなども充実しております。
こちらで一緒に出展されているパルコフィエーラさんはもともと札幌にお店がありますが、今年余市にも新しくオープンしたお店です。
そのパルコフィエーラさんからは生ハムやサラミ。

どれも美味しいのは間違いないのですが今回はテリーヌとブレザオラを。


おすすめはここを1店舗目にしてアペリティーボのようにビールを生ハムなどでスタートさせることです。
LOOP/LOOP Style
LOOPさんも普段はコース料理のみの提供に加え、当日の予約が出来ないお店。
余市駅前にある高級レストランです。
なんと今回のイベントではLOOPさんも参加。
LOOPさんではドメーヌ・タカヒコさんを始め、余市のワインを多数提供されています。
料理は2品。
ムール貝を使ったクスクスのサラダ(¥500)と牛ホホ肉の煮込み(¥1000)。


LOOPさんの料理がこの値段で堪能出来る貴重な機会です。
またお隣のLOOP Styleさんはここでしか手に入らないお土産なども購入可能。
自社の畑のワインももちろん飲むことが出来ます。

他の店舗も是非訪れてみてほしいです。
筆者は17:00から参加させていただきましたが3時間では足りず周り切れませんでした。
3日間開催しているので来年あれば前日楽しむのもアリですね!
一杯のワインから広がる余市の可能性。
今回のイベントは、余市のワインがますます盛り上がっていくような勢いを感じました。
これから紡がれる余市をはじめとした日本ワイン文化の未来に、ますます期待が高まります。
